「輝く今日を見つめて」2016.6.17

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「イングランド銀行を倒した投資家ジョージ・ソロスが戻ってきた!!」

      ジョージ・ソロス 

1992年にイングランド銀行(英中央銀行)を倒した投資家として知られる、
資産家ジョージ・ソロスが、引退を発表した2011年から、5年ぶりに投資の
世界に戻ってきました。

ファミリーオフィスでは自ら陣頭指揮をとり、大口取引のトレードを
行なっています。ソロスはかつてイングランド銀行を相手にポンド売りを
仕掛けて、10億ドル(現在のレートで1060億円)を稼いだ人物として有名です。
 
ユダヤ系アメリカ人投資家のジョージ・ソロス。彼はハンガリーで生まれ
17歳でイギリスに渡り、1973年にジム・ロジャーズとともにクオンタム・
ファンドを設立します。

このファンドは10年で3365%のリターンを得て、世界中で有名になりました。
2010年にはファンド規模が史上最高額の270億ドル(約3兆2400億円)になります。
2011年には高値の金ETFをすべて売却して米国株にシフト、2013年、アベノ
ミクス相場では円のカラ売りによって10億ドルの利益を得ます。40年以上も
投資で成功しつづけている、世界三大投資家の一人です。
 
ソロスの投資哲学にありますのは「再帰性の理論」です。これを一言で
言いますと「価格は常に間違っている」ということです。投資家の認識を
もとに市場価格が作られますので、価格が動くと市場心理が動き、市場価格と
実勢価格には必ずギャップが生まれます。

実勢価格より大幅に買われ過ぎたものが、いわゆるバブルです。このバブル
銘柄をカラ売りで狙い、実勢価格より大幅に安値で放置された銘柄を買いで
狙うという手法です。
 
国際政治にも影響力があるソロスですが、4月に世界を震撼させたパナマ文書の
公開は、アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)と、ジョージ・ソロスが
資金援助を行なったと言われており、これはプーチン・ロシア大統領および
彼の親族の、タックスヘブンの洗い出しを狙ったものと報道されています。
ソロスは、もはや1つのヘッジファンドの枠を超えた存在になりつつあります。
 
現在のソロス・ファンドは米国株保有高を、1月?3月に37%減らす一方、
米S&P総合500種をショート(カラ売り)にし、金鉱株と金のETFをロング
(買い)にしています。これらのトレードは2011年当時と正反対のポジションです。
85歳にしてトレーディングルームに戻ってきたソロス。自ら動くべき時に
来たと確信しているのでしょうか。
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