「健康でも潜む脳梗塞」

みなさん、ごきげんよう。

3月21日から2週間入院しました。会社に復帰して、だいぶ落ち着いてきました。

それは3月20日祝日の夜中のこと、寝る前のストレッチのときに目の前が暗くなり、めまいのように倒れ、体全体の力が抜け、言葉を発することもできなくなってしまったのです。
救急車を呼びましたが、祝日の真夜中では受け入れる病院が見つからず、聞いたことのない病院に運ばれてしまいました。
倒れたときは話しかけられても応えることができず、少し時間が経って声を出してみるとロレツが回らず、このまま死ぬのか知的障害者になるのかとさえ思ったほどです。

翌日のMRI検査により、脳梗塞と診断されました。喫煙・飲酒の習慣がなく、若く血圧が低く虫歯のない私にはありえない病気のため、治療と同時に原因を調べるための検査が続きました。腕が膨れるほど刺した採血や点滴は数え切れません。25時間かけて注入する点滴は電源コードで繋がれた範囲しか動けず、点滴と反対側の指には心拍測定機が取り付けられ、胸に3箇所電極を付け心電送信機を首にぶら下げていました。その上、心臓超音波検査、ホルター心電図、足の付け根に穴を開け動脈に管を通し造影剤を流し込み血管の状態を観察する脳血管造影検査、胃カメラ同様の経食道心臓超音波検査をしました。カテーテルは、手術並みの準備とリスクが必要な検査です。
怖がる私を気遣って、検査の前日は担当医が何度も部屋に来てくださりました。そのおかげで、恐怖感なく検査を受けることができました。

これほど大掛かりな検査をしたのに、どれも異常が見られず、結局、原因は判明できませんでした。脳梗塞で壊死した脳をほかの脳が補っているせいか、計算や理解力が衰えた気がしますが、カテーテル挿入痕の痛みとアザはだいぶ薄くなり、後遺症らしいものもなく、病気だったことが嘘のように元気な生活を送っています。
医師や看護師さんがとても親切で、担当医は退院際も顔を見にきてくださりました。運ばれたときは初めて聞く病院名で不安でしたが、設立4年目の新しい病院だったのです。日当たりがよく、さいたま新都心や田園風景を眺める広々とした個室でした。窓から見える農道を散歩する農夫や犬がのどかで、ちょっと癒されました。