「スペースボール」

みなさん、ごきげんよう。

先月まで国際フォーラムで開催された「スペースボール」に行ってきました。

スペースボールとは、テレビ東京主催の宇宙船を思わせるような球体型プラネタリウムです。球体から左右に広がる階段を、ブルーつなぎを着用したスタッフたちに手を振って見送られ、これから旅立つ宇宙飛行士のように搭乗します。

場内ではヘッドホンを付け、発射や空間移動の音とアナウンスが流れます。
天井から足元まで、360度宇宙映像が映し出されます。

重低音轟く発射から数分後、足元からスペースシャトルごしに地球を眺めます。徐々に部品を落としていき、地球から離れていくと、オーロラが見えてきます。
地球を旋回したあと、木星、土星、星のくずやオリオン座の新星を通過します。地球から最も離れた場所にあるボイジャーの探査映像から作られたそうです。

子供の頃読んだ図鑑に、光で3秒、人間が歩いて月まで行くのに11年かかると書いてありました。宇宙の中で地球から一番近い月でもそれほどかかるのですから、土星、木星などの太陽系惑星はどれほど遠いのか、想像がつきません。宇宙距離単位の一光年でさえ距離感が全くわからないのに、我々が見上げる何十、何百光年と離れている星は、どれほど果てしないのだろうと考えたものでした。不可能だと思っていた宇宙飛行の疑似体験は、子供の頃の夢が叶ったような気がしました。

上映が終わりスペースボールを出ると、記念ステッカー手渡されました。そこには、土星と、宇宙飛行士ジョン・グレン氏の名言が書かれていました。
「私が任務に就くのはおそらく生涯で最も天国に近い所に行けるからだろう」
この言葉には夜光塗料が施されており、暗闇の中で輝きます。
誰もが夢みるけれども、すべての人が行かれるわけではなく、選ばれた人物だけが踏み入ることのできる宇宙。スペースボールで、多くの人々が天国を感じられますように。